本場のインドスイーツは本当に激甘なのか?
コロナ前は、スタッフがインド土産にミタイをくれることがありました。そこで気になるのが「本場のインドスイーツは本当に激甘なのか」ということではないでしょうか。
あくまでも個人的な意見ですが、これは必ずしもYESではない、ということが言えると思います。
私が過去に食べたことのある、本場インドのミタイ(インドスイーツ)を写真とともにご紹介いたします!

例えばこちらのミタイ。
ある店舗のシェフがリシケシュ(Rishikesh)で買ってきてくれたセットなのですが、上品な甘さで本当においしくて、感動してしまいました。

これとか緑と黄色の部分が何か全くわからなかったのですが(笑)本当に美味しかった記憶が。黒い部分はデーツだと思います。

以前ムンバイのブログで書いたミタイの記事の写真に、そっくりなミタイが写っていたので有名なのかもしれません。シェフに名前を聞いたものの聞き取れず…。インド出身なら知ってるかも!?と、ミタイ職人に再現をしてもらおうと画策したほどです(笑)。

箱もラッピングフィルムも可愛い!

みんなだいたい1つ食べて終わっちゃうので、こんなにおいしいのに!と私だけずっと毎日のように食べてました(笑)。それくらい美味しかったんですよね。本場インドのミタイ=激甘、じゃないんだ!と発見をくれたミタイです。
ちなみにいつか行ってみたいと思って、地名とパッケージに書かれた文字から店名も調べました(笑)。
▶ Rajasthani Sweets Mishthan Bhandar
ちなみに… 個人的な感想ですが、甘さの控えめ具合がムンバイのミタイに似てると思いました。私はムンバイのミタイが大好きなので、このミタイも美味しい!好きな味!と思って、いまだにこのミタイが忘れられないです(笑)。もし叶うなら、いつかお店に行ってみたいな~。

こちらも上品な甘さで美味しかったミタイ。
「Khajoor Dry Fruit Burfee」は、ティーハウスにもあるデーツ&ナッツバルフィですね。Khajoor(カジュール)はデーツのこと。ムンバイグループではバルフィを「Burfi」と記載しますが、インドでは地域によってスペルが違うそうなので、このお店のは「Burfee」となってます。

これはパンジャーブ出身のスタッフからのお土産、コヤバルフィ。
コヤは牛乳と砂糖を煮詰めたもので、2020年の緊急事態宣言中にSNSで流行っていた「蘇」に近いと思います。グラブジャムンなど、いろんなミタイに使われているはずです。
家の近くのミタイショップで買ってきた、とのことで、おすそ分けスタイルでくれました(笑)。これがまた、めちゃくちゃ美味しかった…。リシケシュのミタイの後くらいにもらって、ここのも甘さ控えめだ!と感動。
すごくシンプルなので、これはミタイ職人の腕が出やすいミタイなのでは…。店名もわからないけど、他のミタイも食べてみたい!と思いました。

これは私が初めて食べたお土産ミタイです。偏ってるのが可愛い(笑)。中身はカジュバルフィなど。2019年4月の写真で、味もよく覚えておりませんが… リシケシュのミタイに感動しているあたり、それなりに甘かったんだろうなと思います。
※カジュバルフィは四谷店、アトレ恵比寿店でもご提供しております。

こちらは「dodha burfi」と書かれていますね。この「dodha(ドダ、と読むらしい)」が調べても何かわからず。

中にはココナッツやナッツがたっぷり。

生キャラメルのような感じ。激甘!というほどじゃなく、美味しくいただきました。

最後にこちら。

カラフル~!いろんな色や形があって、ワクワク。ただここのミタイは、激甘でした(笑)。まだリシケシュのミタイを食べる前だったので、やっぱり本場のインドスイーツは甘いんだ…!て思った記憶が。そんなことはないんだとこのしばらく後から知るのですが。

見たことのないミタイが多かったので、気になっていろいろ食べてみてました。これは「周りはバルフィみたいな味、濃い色のはラズベリーみたいな味、黄色のはナッツっぽかったです。不思議な味。笑」と当時ツイートしています(笑)。

この4種類は同じような材料(チョコ、ミルク、ナッツとか)で作られているのではないかと予想していますが、こんなにいろいろな見た目になれるんだ~と面白かったです。トッピングはナッツが多いな~とか、この黄色の何~?とか、見てて楽しいですよね。

と、コロナ前の1年間分にはなりますが、本場インドからのお土産ミタイをいろいろご紹介してきました。
日本の和菓子だって、お店によって味や甘さはそれぞれですよね。インドスイーツもそれと同じなのだと思います。
ムンバイグループでご提供しているミタイは、本場の激甘ミタイより甘さ控えめです。日本人スタッフが実際に食べて、美味しいと思える甘さで作ってもらっています。(※好みはあるので、すべての人にとって甘さ控えめとは限りません…。)
「インドスイーツ=激甘」と決めつけずに、もしミタイが気になったらぜひチャレンジしてみていただきたいなと思います。最近は日本にもミタイを扱うお店が増えてきているので、お口に合うミタイと出会えるかもしれませんよ。
ムンバイでミタイを食べるなら、ティーハウス併設の四谷店、アトレ恵比寿店がおすすめ。ご注文はおひとつからOKで、テイクアウトも可能です。
ぜひお気に入りのミタイを見つけてくださいね!